亀井宏紀(かめいひろき)行政書士事務所

2020/06/19

日本への留学のルート ①

行政書士の、亀井宏紀(かめいひろき)です。

海外から、留学生が日本にくる場合、どんな目的で日本にく来るのかで、入学する学校も異なってきます。

留学でくる学校の、主な種類を見てみると

・大学院

・大学(学部)

・短期大学

・専修学校

・高等専門学校

・日本語学校

があげられます。

この中でも、最初に多くの留学生が入学するのが、日本語学校です。

まず、最初の1、2年は、日本で日本語を学び、そのあと高等教育機関である大学に入学するパターンが多いようです。

そして、この日本語学校にも、大きく2種類あります。

1つは、私立大学の設置する「留学生別科」と言われるものと、
もう1つは、一般的に日本語学校といわれている専修学校、各種学校または各種学校に準ずる機関が行っている日本語教育機関です。

最初にあげた、私立大学の設置する「留学生別科」は、あまり聞かれたことがない方も多いと思います。私も、行政書士の仕事をするまでは、よく知りませんでした。

概要を説明すると、

私立大学の「私立大学留学生日本語別科」とは、
大学における教育の一環として学校教育法に位置づけられた正規の教育課程。大学・大学院または短期大学に留学生、研究員として入学する人のために、準備教育として日本語および日本事情・日本文化その他必要な科目を教育することを目的とした教育機関のことを言います。

この日本語学校の特徴としては、私立大学留学生日本語別科を設置している同じ大学に進学する場合、大学によっては入学者選考に際してそのまま進学できるなど、特別な措置を受ける場合があるということです。

イメージ的には、当該大学に入学する前の準備期間に、併設された日本語学校に入学するということでしょうか。
よって、そのまま大学に進学するとした場合、自分がどの分野の勉強をしたいのか確認したうえでの入学となる可能性があるので、しっかりと考えた上で入学する必要があるといえます。

もう1つの、一般的に日本語学校と言われているものについては、次回、説明します。

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